なぜプラネットが、
女子高生の青春マンガを
プロデュースしているのか?

いまから20年以上前、プラネットがデンタル事業と同じタイミングで、
地域活性化事業も始めていたことをご存知でしょうか?
その名も東濃見聞録。本社のある岐阜県多治見市を含む東濃地域を盛り上げるための情報サイトを運営してきました。
その延長線上に「やくならマグカップも(通称:やくも)」はあります。


人を集める。
地域活性化には新しい物語が必要。

プラネットは、東京ディズニーランドの生みの親、堀 貞一郎氏の「人を集める」という教えをすべてのサービスの基盤にしています。なぜなら、経営をするために人を集めなければいけないのは、テーマパークも、一般企業も、歯科医院も同じだからです。そこには共通点が数多く存在しています。
生前、堀氏は「地域活性化には新しい物語が非常に重要だ」と説いています。つまり、観光地として人を集めるためには、立派なレジャー施設やグルメ、自然景観などの観光資源だけではダメで、そこにストーリーがなければ長続きしないと、永続的な活性化について述べられています。
晩年、堀氏は絵本作家となり、プラネットと一緒に、多治見市を舞台にした物語を執筆されました。

「多治見ものがたり」
堀氏が実際に市内を散策し、多治見市の歴史や文化をふまえた、夢と希望の持てるハッピーエンド物語(三部作)。
「川中時四郎」は大人向け、「魔法の鉛筆」「うながっぱと子どもたち」は子ども向け。
お近くの書店でご購入ください。

やくもは「キャラクターとマンガ(物語)を通じて、街や産業を楽しんでもらおう」という発想から、多くの方に支えられて活動を続けています。東濃地域は、いたるところに “やきもの” があふれています。 駅や図書館の陶壁、街角の標識、橋の欄干のオブジェなどなど、何気ない空間がやきもので彩られているのです。そしてその周りには、やきものに携わる魅力的な人たちが、たくさん暮らしているのです。 主人公とその仲間たちは、架空の高校の陶芸部に所属し、そんな街の何気ない日々の中で暮らしています。作陶を楽しみ、風土を感じ、時々ふうがわりな体験もしながら、この場所で少しずつ成長していきます。彼女たちの姿や物語を「やくならマグカップも」を通じてお届けしています。

夢は、希望であり、
生きる原動力。

僕の生まれ育った街、多治見市に新しい物語を作りたい。この東濃の地を、日本だけでなく世界にも知ってもらいたい。そのために、日本が世界に誇るマンガという文化で、この街の魅力を発信しよう。そんな思いから始まったフリーペーパー「やくならマグカップも」の企画から10年が経ちました。 「いつかアニメ化したい」そう思っていた夢が、ついに現実のものとなる日がやってきました。子供の頃に大好きだった「世界名作劇場」「未来少年コナン」、そして「ちびまる子ちゃん」を制作した日本アニメーションさんからアニメ化の声がかかった時は、本当に信じられませんでした。夢は、希望であり、生きる原動力。この夢が、東濃活性化の大きな機会となり、世界に広がって、次の世代に繋いでいってもらえることを心から願っています。

プラネット 代表取締役会長 小池和人