国民アンケート調査 DDL (デンタルデータライブラリ)


DDL

第42回 国民アンケート調査報告

「歯ブラシの携行と定期検診の関心・行動について」

調査対象期間:2009年10月1日〜10月31日

今回のアンケートは、歯ブラシの携行と定期検診の関心・行動についてアンケート調査を行った。

Q4では、1日の歯磨き回数を調査した。
Q5では、1日の間でいつ歯を磨いているのかを調査した。
Q6では、携帯用歯ブラシの携行について調査した。
Q7では、現在定期検診を受けているかどうかを調査した。
Q8では、定期検診を受ける目的について調査した。


1. 調査結果要約

今回の調査から、定期検診の有無に関して、次のような特徴があることが分かった。

  1. 1日の歯磨き回数が3回を超えると、定期検診を受ける割合が高くなる。
  2. 昼食後に歯磨きを行う人は、定期検診を受ける割合が高くなる。
  3. 携帯用の歯ブラシを携行する人は、定期検診を受ける割合が高くなる。
上記の3つの特徴は、全て関連している。平均的な歯磨き回数は2回で、朝食後と就寝前である。また、1日に3回以上歯を磨いている人は、昼食後の歯磨きを殆ど行っている。昼食後は、家庭にいない確率が高いので、歯ブラシを携行していなければ歯を磨く事が出来ない。歯ブラシを携行して、昼食後に歯を磨く事を推奨する事で、歯に対しての意識を高くすることが出来る。意識が高まれば、定期検診を受ける割合が高くなる事が推測できる。

2. 調査結果

Q1グラフ

Q1 男女比

男性
女性


Q2-1グラフ

Q2-1 年齢比

0-9代
10代
20代
30代

40代
50代
60代
70代

Q2-2グラフ

Q2-2
性別年齢比

Q3グラフ

Q3 職種別比

会社員
主婦
パート・アルバイト
学生

無職
自営業
公務員
管理職
その他

Q4-1グラフ

[図4-1]

Q4
1日の歯磨き回数は何回ですか?


Q4では、1日の歯磨き回数を調査した(図4-1、4-2参照)。「1日の歯磨き回数は何回ですか?」という質問に対して、「1回」15%、「2回」51%、「3回」29%、「4回」4%、「5回以上」1%となった。半数の回答者が1日2回歯を磨いている事が分かる。

Q4-2グラフ

1回
2回
3回
4回
5回以上

[図4-2]

Q5グラフ

[図5]

Q5
いつ磨いていますか?
該当するもの全てお答えください。


Q5では、1日の間でいつ歯を磨いているのかを調査した(図5参照)。「いつ磨いていますか? 該当するもの全てお答えください。」という質問に対して、「朝食後」と「就寝前」に回答が集中している事が分かる。

Q6-1グラフ

[図6-1]

Q6
携帯用ハブラシを持ち歩いていますか?


Q6では、携帯用歯ブラシの携行について調査した(図6-1、6-2参照)。「携帯用ハブラシを持ち歩いていますか?」という質問に対して、「ほとんど持ち歩かない」65%、「あまり持ち歩かない」13%、「時々持ち歩く」13%、「ほぼ毎日持ち歩いている」9%となった。

Q6-2グラフ

ほとんど持ち歩かない
あまり持ち歩かない
時々持ち歩く
ほぼ毎日持ち歩いている

[図6-2]

Q7-1グラフ

[図7-1]

Q7
現在、歯医者さんで定期検診を受けていますか?


Q7では、現在定期検診を受けているかどうかを調査した(図7-1、7-2参照)。「現在、歯医者さんで定期検診を受けていますか?」という質問に対して、「受けていない」50%、「年に1回」33%、「年に2回」9%、「年に3回」2%、「年に4回」2%、「それ以上」4%となった。2人に1人の割合で定期検診を受けている事が分かる。

Q7-2グラフ

受けていない
年に1回
年に2回
年に3回
年に4回
それ以上

[図7-2]


Advance

1日の歯磨きの回数と定期検診の有無に関係があるかどうか調査した(図7-3参照)。Q4とQ7をクロス分析した。1日の歯磨き回数が3回を超えると、定期検診を受けている割合が高い事が分かる。1日の歯磨き回数が多い方は、歯に関する関心が高い分、定期検診を受けている割合が高い事が推測できる。


Q7-3グラフ

[図7-3]


昼食後に歯磨きを行う人と定期検診の有無に関係があるかどうかを調査した(図7-4参照)。Q5とQ7をクロス分析した。昼食後に歯磨きを行っている人は、行っていない人と比較して、定期検診を受けている割合が高いことが分かる。回答者の半数は1日に2回歯を磨いており、その多くは朝食後と就寝前であった。

従って、昼食後に歯磨きを行う事を携行する事により、1日の歯磨き回数が2回から3回に増える事になる。これによって歯に対する関心を高めてもらい、定期検診につなげる事が出来る可能性がある。


Q7-4グラフ

[図7-4]


歯ブラシの携行と定期検診の有無に関係があるかどうかを調査した(図7-5参照)。Q6とQ7をクロス分析した。歯ブラシの携行を行っている人は、行わない人と比較して、定期検診を受けている割合が高い事が分かる。歯ブラシを携行する方は、特に昼食後に歯を磨いているので、歯ブラシの携行を促す事で、定期検診につなげる事が出来る可能性がある。

Q7-5グラフ

[図7-5]



Q8-1グラフ

[図8-1]

Q8
定期検診の目的は何ですか?


Q8では、定期検診を受ける目的について調査した(図8-1、8-2参照)。「定期検診の目的は何ですか?」という質問に対して、「虫歯の確認」50%、「歯石取り」26%、「歯周病の確認」11%となった。定期検診を受けている人の半数は、虫歯予防の目的で来院している事が分かる。

Q8-2グラフ

虫歯の確認
歯石取り
歯周病の確認
セルフケアの確認
歯のエチケット
入れ歯・インプラントのメンテナンス
その他

[図8-2]

DDLとは?

DDLは、株式会社ビズ・ナビ&カンパニー 早嶋聡史氏の協力のもと、プラネットが運営する「デンタルシャーロック」から一般の国民に向けて行っています。アンケート対象者は国民ですが、今後は歯科に関わるデンタルスタッフのアンケート結果も定期的に発信していきます。 ぜひ歯科医院の経営や戦略にお役立て下さい。


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第42回第41回


監修

株式会社ビズ・ナビ&カンパニー
マーケティング担当取締役
早嶋 聡史

早嶋聡史オーストラリア・ボンド大学大学院経営学修士課程修了(MBA)
D7 Partner's Clubメンバー向けに「DentalX活用術と売り上げアップ5つの視点〜入門編〜」講師を務め、中四国・九州地区にて好評開催中。


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