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国民アンケート調査 DDL (デンタルデータライブラリ)


第55回 国民アンケート調査報告
「患者さんの歯みがきに関する行動」

調査対象期間:2010年9月22日〜10月6日

今回は、患者さんの歯みがきに関する行動を調査した。

Q5では、一日の飲食回数を調査した。
Q6では、一日の歯磨き回数を調査した。
Q7では、一回の歯磨き時間を調査した。
Q8では、間食後の歯磨きの有無について調査した。
Q9では、正しい歯磨きの知識について調査した。
Q10では、歯磨きが正しく効果的かどうかを調査した。
Q11では、食習慣の指導を受けた経験の有無を調査した。
Q12では、歯磨き指導を受けた経験の有無を調査した。
Q13では、食習慣の指導を受けたいかどうかを調査した。


1. 調査結果要約

今回の調査から、次のような事が分かった。

  1. 1日の歯磨き回数は2回が中央値である。
  2. 1回にかける歯磨き時間は1分〜3分以内が半数を占め、次いで3分〜5分以内が30%を占める。
  3. 間食後の歯磨きに関しては、7割の回答者が行わない。
  4. 正しい歯磨きの仕方について、7割の回答者が良く分かっていないと認識している。
  5. 5割の回答者が歯磨きをしても、汚れが落ちていると認識していない。
  6. 歯磨き指導の経験が7割に対して、食習慣の指導の経験は3割であることが分かった。
  7. 歯磨き指導と食習慣の指導を受けた回答者は受けていない回答者と比較して、1日の歯磨き回数、1回の歯磨き時間、間食後の歯磨きのどれについても、高いポイントを得ている。これより、効果があることが言える。

2. 調査結果

Q1)年齢 Q2)性別 Q3)職業 Q4)地域別

回答者は1074人。男性は51%、女性は49%の割合。
回答者を年齢別に見ると、10代が3%、20代が18%、30代が32%、40代が22%、50代が15%、60代が8%となった。
職業別に見ると、36%が会社員で次いで、主婦が23%、無職が11%を占めている。
地域別に見ると19%が都市型、81%が郊外型の歯科医院を利用している。


Q5
あなたは一日に何回飲食をしますか?


Q5では、一日の飲食回数を調査した。
「あなたは一日に何回飲食をしますか?」という質問に対して、「1回」1%、「2回」7%、「3回」66%、「4回」16%、「5回」6%、「6回以上」4%となった
(図5参照)

1回
2回
3回
4回
5回
6回以上

[図5]

Q6
あなたは一日に何回ハミガキをしますか?


Q6では、一日の歯磨き回数を調査した。
「あなたは一日に何回ハミガキをしますか?」という質問に対して、「1回」21%、「2回」51%、「3回」23%、「4回」3%、「5回」1%、「6回以上」1%となった
(図6参照)

1回
2回
3回
4回
5回
6回以上

[図6]

Q7
一回のハミガキにかける時間はどれくらいですか?


Q7では、一回の歯磨き時間を調査した。
「一回のハミガキにかける時間はどれくらいですか?」という質問に対して、「0分〜1分以内」4%、「1分〜3分以内」51%、「3分〜5分以内」30%、「5分〜7分以内」6%、「7分〜9分以内」2%、「9分〜15分以内」5%、「15分以上」2%となった
(図7参照)

0分〜1分以内
1分〜3分以内
3分〜5分以内
5分〜7分以内
7分〜9分以内
9分〜15分以内
15分以上

[図7]

Q8
間食のあと、ハミガキをしますか?


Q8では、間食後の歯磨きの有無について調査した。
「間食のあと、ハミガキをしますか?」という質問に対して、「全くしない」33%、「ほとんどしない」37%、「時々する」25%、「必ずする」5%となった。間食後の歯磨きに関しては6割の回答者がしないことが分かる
(図8参照)

全くしない
ほとんどしない
時々する
必ずする

[図8]

Q9
あなたは正しいハミガキの仕方をご存じですか?


Q9では、正しい歯磨きの知識について調査した。
「あなたは正しいハミガキの仕方をご存じですか?」といつ質問に対して、「全く知らない」2%、「知らない」14%、「どちらともいえない」51%、「知っている」31%、「とても良く知っている」2%となった。7割の回答者が正しい歯磨きの仕方について知識を持っていないと感じていることが分かる
(図9参照)

全く知らない
知らない
どちらともいえない
知っている
とても良く
 知っている

[図9]

Q10
ハミガキをしたあと、食べカスや歯の汚れが
きちんと落ちていると思いますか?


Q10では、歯磨きが正しく効果的かどうかを調査した。
「ハミガキをしたあと、食べカスや歯の汚れがきちんと落ちていると思いますか?」という質問に対して、「全くそう思わない」3%、「そう思わない」40%、「どちらでもない」29%、「そう思う」27%、「すごくそう思う」1%となった。自分の歯磨きの効果についても自信を持っていない回答者が7割いることが分かる
(図10参照)

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図10]

Q11
歯科医院や医療機関で食習慣に関する指導を
受けたことがありますか?


Q11では、食習慣の指導を受けた経験の有無を調査した。
「歯科医院や医療機関で食習慣に関する指導を受けたことがありますか?」という質問に対して、「ある」30%、「ない」70%となった
(図11参照)

ある
ない

[図11]

Q12
歯科医院でハミガキ指導を受けたことがありますか?


Q12では、歯磨き指導を受けた経験の有無を調査した。
「歯科医院でハミガキ指導を受けたことがありますか?」という質問に対して、「ある」66%、「ない」34%となった
(図12参照)

ある
ない

[図12]

Q13
歯科医院で食習慣の指導が受けられるとしたら、
受けてみたいですか?


Q13では、食習慣の指導を受けたいかどうかを調査した。
「歯科医院で食習慣の指導が受けられるとしたら、受けてみたいですか?」という質問に対して、「全くそう思わない」4%、「そう思わない」16%、「どちらでもない」28%、「そう思う」42%、「すごくそう思う」10%となった。5割の回答者は食習慣の指導を受けたい意思があることが分かる。
(図13参照)

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図13]


食習慣の指導、及び歯磨き指導を受けた回答者が、一日の歯磨き回数、一回の歯磨き時間、間食後の歯磨きに対して行動の変化があるかどうかを調べた。結果を右の表に示す
(表14参照)

食習慣の指導と歯磨きの指導を受けた回答者は、1日の歯磨き回数、1回の歯磨き時間、間食後の歯磨きの項目において効果が出ていることがわかる(図14-1〜3参照)。また、食習慣の指導は、歯磨きの指導と比較して、上記3つの項目について若干高いポイントを示している。これは、歯磨きのノウハウに加えて、食習慣やむし歯のメカニズムについての情報提供を合わせて行う事で患者さんが理解して、行動として定着していることを示唆する。

[表14]


[図14-1]

[図14-2]


[図14-3]



■点数化について
調査するにあたって、一日の歯磨き回数は、1日1回を1、1日2回を2、・・・1日6回以上を6と点数化して、指導を受けた回答者と受けていない回答者の平均を算出した。

同様に、1回の歯磨き時間は、0分〜1分以内を1、1分〜3分以内を3、・・・9分〜15分以内を10、15分以上を15と点数化して平均を算出した。また、間食後の歯磨きは、「全くしない」を0、「ほとんどしない」を1、「時々する」を2、「必ずする」を3と点数化して平均を算出した。

DDLとは?

DDLは、株式会社ビズ・ナビ&カンパニー 早嶋聡史氏の協力のもと、プラネットが運営する「デンタルシャーロック」から一般の国民に向けて行っています。アンケート対象者は国民ですが、今後は歯科に関わるデンタルスタッフのアンケート結果も定期的に発信していきます。 ぜひ歯科医院の経営や戦略にお役立て下さい。


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監修

株式会社ビズ・ナビ&カンパニー
マーケティング担当取締役
早嶋 聡史

早嶋聡史オーストラリア・ボンド大学大学院経営学修士課程修了(MBA)
D7 Partner's Clubメンバー向けに「DentalX活用術と売り上げアップ5つの視点〜入門編〜」講師を務め、中四国・九州地区にて好評開催中。


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